畳の機能と効用
畳は、本来人が持つパワーを呼び起こす力を持っています。
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畳は湿気を吸ったり放出したりする力に優れています。
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畳は天然のエアコンのような作用があり、夏は涼しく、冬あったか。
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シックハウスの原因となるVOC類や大気汚染の原因となる二酸化窒素を吸着し、空気を浄化する効果があります。
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フローリングの部屋に比べ、畳の部屋は音が響きにくく、集合住宅などに最適。
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適度な弾力性があり、転んでも怪我をしにくい。
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畳の優しい香りが心癒してくれます。自然のアロマテラピー。
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水虫の原因となる白癬菌や臭いの原因となるブドウ球菌に抗菌効果あり。
畳の性能|気候・風土に適した優れた床材
畳には他の床材では味わう事のできない感触があります。
畳の具体的な評価のいくつかをご紹介します。
曲げ強さ
畳は、その構成材料や畳床の厚さによって曲げ強さが変わります。
硬さや剛性、或いは弾力性など、畳に要求される基本的な性能として捉えられます。
すなわち、畳の丈夫さ(強さ)を意味しています。
硬さ
畳には、ある程度の弾力と柔軟性のある硬さが必要なのです。
例えば、畳の上で転んで頭や身体を打ち付けた場合でも衝撃を吸収する柔軟性があるのです。
圧縮強さ
畳は、長年にわたる使用にも耐える性能でなければなりません。
人の歩行によって繰り返し踏みつけられたり、家具などによって長期間押さえつけられもします。
厚さ40㎝にも重ねた稲わらをわずか5㎝まで圧縮することにいよって生じる復元力が、稲わら畳床の弾力を耐久を生みます。
吸放湿性
稲わらや、イ草(畳表)は自然の資材です。
素材の特性から僅かながら湿気を吸収し、また放湿する性質があります。
しかし吸湿する速度に比べ放湿する速度は遅く、蓄湿する傾向があります。 従って、放湿効果を上げるためにはこまめな換気が望まれるのです。
断熱保温性
稲わらには熱を伝えにくい特徴があります。
稲わらの空洞がその高い断熱性の秘密です。
また、一度温かい状態になると熱を逃さない保温の役目をします。
寸法安定性
畳は、敷きこんだ後に若干の寸法変化が起こることがあります。
それは畳床の膨張や収縮によって起こることが考えられますが、極端な吸放湿がない限り、隙間が空いたり、畳が持ち上がったりということはまずないといえます。
床衝撃音遮断性
稲わらの沢山の空洞に含まれる空気が、音を吸い込む吸音効果を持ちます。
また、一般的に遮音性は重量に比例すると言われますが、稲わら畳床の重量感がここでは長所になります。
畳の種類にもよりますが、例えばコンクリートの床に敷いた場合の「衝撃音」はかなり改善されることが分かっています。